昨年末に　発売された本で　滋賀県には　馴染みの深い　ヴォーリズさんの業績について書かれています

私は、昔から建築家としての　ヴォーリズさんに興味がありました。　これまでも何冊か　ヴォーリズ関連の書籍は読んできました

ヴォーリズさんには　宗教家・ビジネスマン・教育家・建築家など　様々な分野でご活躍されてきましたので　多様な捉え方があると思います

今回の　「屋根をかける人」は　どちらかというと　建築家ヴォーリズさん　を中心にして時代背景を描写されています

兵庫県で育った私は　小学生の時の社会見学や文化祭行事などで　神戸異人館を幾度も訪れ　異人館の歴史を学ぶ機会の多かった幼少時代でした

そんな経緯もあり　私には　デ・ラランテ氏や　ヴォーリズ氏の建てた洋風建築に　幼いころから　憧れがありました

能登川の診療所を開設する時にも　大いに参考にさせていただきました　

今回出版された　「屋根をかける人」は、これまでのヴォーリズ関連の書籍の中でも　私にとって　なかなか読み応えのある作品で　とても楽しめました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　佐々木