佐々木が医院ダイヤリーで何回か紹介した愛読書が2024年度の本屋大賞となりました
滋賀の大津では、すでに聖地巡りが始まっています 佐々木も近々巡りたいと思っています
では、以前に書いた過去記事の再投稿です
只今話題で何処の本屋さんでも平積みされている滋賀県が舞台の青春小説 とても面白い作品でした
大勢の中で上手く立ち回ることより、尖った個性を追求していく成瀬さんの姿勢に魅了されました
歯科の予防にも関心が高い成瀬さん、受診でもしてくれたら歯の問答でもしたいなと思う程でした (;^_^A
舞台は、膳所の西武百貨店でした 佐々木も瀬田で3年住んでいた90年代によく訪れました
最近では子供が中学生になった時、通学用の冬物コートを買いに行ったのが最後でした
6~7階の吹き抜けにある三角ガラス温室に鳥が飛んでいたり、レストラン街が美味しく魅力的でした
各都道府県の魅力度&幸福度ランキングは、中途半端な位置の滋賀県ですが
作者や成瀬さんにとってストレスが少なく過ごせる魅力ある県でもあります
大阪で生まれ、兵庫で育ち、岐阜で大人になって滋賀で就職 その後大阪に戻り、起業&結婚
子育て、終の棲家と考えた時 滋賀に戻ろうと思った理由が この小説にも書かれています
住んでみてジワリと染み込んでくる滋賀の魅力 小説では、そのあたりを上手く描いてくれています
大阪生まれ、大阪育ちで他府県を知らない妻が、最近よく滋賀で子育てして良かったと言います
滋賀が大好きで、滋賀に住み続けたいと言う子供を見ていると 我が家の成瀬もなかなかと思う親バカでした。
佐々木
以前記事で紹介しました 佐々木の大好きな小説 「
作者の滋賀県愛と地元民ならニヤリとする細かい仕掛けが沢山の面白い小説です
歯科の公衆衛生にも関心の高い成瀬さんに、佐々木はすっかり魅了されています
きっと作者さんが通う、かかりつけ医が素晴らしいお人柄なんだろうなと妄想しています
作品の内容は前回の内容と遜色のない、とても面白く、心が暖かくなる、素晴らしい作品でした
「信じた道をいく」という言葉は、勇ましさや芯の強さを感じます
でもその道は、とても苦しく、心が折れそうになる事の繰り返しで苦難の道でもあると思っています
人によっては不快に感じたり、迷惑に感じたりする事でもあることが本に書かれています
成瀬さんは一貫して個人の感情より、社会貢献を優先して行動しています
佐々木自身 今の診療方針に切り替えてから、何度も心が折れそうになっています
ネットで誹謗中傷のコメント等を読んだ時は、しばらく動けなくなるほど苦しい時もあります
自分と家族の利益を優先すれば、わざわざあんな事言わずに、寄り添ってあげるだけにしとけばいいのに
なんて考えたりもします (;^_^A
今回成瀬さんの「信じた道をいく」を読んで、もう少し信じた道を貫いてみようと思いました。
佐々木