CATEGORY : 院長 佐々木真啓のつぶやき

虫歯治療ができる幼児とできない幼児の未来

 

お子様の方々が夏休みに入りましたので、時勢に合った内容をと考え今回は

 

虫歯治療って本当に必要?

 

お子様が虫歯になり、佐々木歯科に来院された親御様が、よく聞く説明内容です

 

 

昭和の頃は、写真のようなお子様が沢山いました

 

まだまだ田舎の地区には歯科医院が少なく、患者様が溢れていたため、

 

治療は必要最低限に留めていた時代です

 

では、佐々木歯科医院の例をあげます

 

1人目は、乳歯全てが虫歯となっていました、しかし虫歯治療は怖いので、したくないお子様でした

 

 

二人目は、小さい頃から虫歯治療が平気で、周りの大人から偉いねーと褒めてもらっているお子様でした

 

この両者が10数年後 成人に近い年齢になると どうなるか見てみましょう

 

1人目 乳歯が全部虫歯で、治療が怖くてできなかったお子様の先日撮ったレントゲン写真です

 

 

永久歯は全部虫歯の経験無し、歯並びも矯正の必要が無い程に綺麗で、全て治療痕の無い天然歯です

 

永久歯が萌出してくる時期のシーラントなど歯科医院が潤う処置は、一切しませんでした

 

(佐々木は、自分の子供にもシーラント処置は一切していません フッ素塗布のみです)

 

定期的なフッソ塗布を重要視した結果 ホワイトニングの必要性が無い程綺麗で硬く丈夫な白い歯となりました

 

そしてこの夏は、予防的に親知らずの抜歯(未成年の予防的抜歯は保険不適用のため自費で高額です)

 

をご自身が自ら希望されました  その判断に佐々木はとても嬉しく思いました

 

では二人目 幼い頃から虫歯治療ができて、大人から褒められたお子様です

 

永久歯も継続して虫歯となり治療を繰り返しています

 

10代ですでに虫歯の侵攻のため、歯の神経を失った歯も一つ存在します

 

虫歯になる食生活習慣のため、歯並びも不正となり

 

中学・高校時代は、毎年歯の治療が必要との用紙を頂いて来院されました

 

まとめ

 

乳歯の虫歯治療ができなかったお子様と乳歯の虫歯治療ができたお子様

 

両者の違いは、なんだったのか

 

それは、虫歯になる生活習慣を改善したか、改善しなかったか これだけです

 

お二人共に、小中高の時代は、歯磨きはあまり褒めれられた程ではありませんでした

 

しかし、二人共定期的に来院してくれましたので歯科衛生士さんにクリーニングはしてもらいました

 

虫歯治療を怖がっていたお子様のご両親には、無理に治さなくても生活習慣を整えれば

 

乳歯は数年後には無くなる歯なので治療しない選択もありますよ

 

治療よりも、日々の生活習慣を改善してみてはいかがですかと説明しました

 

逆に乳歯の虫歯治療ができたお子様のご家族には

 

虫歯ができる生活習慣を改善しないと永久歯も虫歯になり、歯並びも悪くなります

 

同じことの繰り返しをされることは、歯医者は儲かりますが、

 

お子様の歯の未来は乏しくなっていきますと説明していました

 

佐々木の提言を取り入れるか、入れないかは、各家庭のご判断となります

 

最後です

 

このお二人よりも更に、最悪の選択をされたご家族も存在します

 

それは、乳歯の虫歯治療もしない、生活習慣の改善もしない、を選択されたご家族でした。

 

佐々木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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