今回は、佐々木の愛読漫画の中でも、新巻の発売を待ちわびている3作品の紹介です
まずは
日本人が記憶から消し去りたい、日本の歴史上で最も愚かな戦争・侵略行為だったシベリア出兵が題材です
中学&高校の歴史教育でもシベリア出兵は、なるべく教えたくないとの気配を感じています
しかし、現在ロシアの歴史教育では、日本に戦勝した昭和のシベリア抑留ではなく、
大正に日本がシベリアへ出兵したことで、多くのロシア人が日本人に殺められたと教育されています
2年間程存在した日本の傀儡国家 ザバイカル共和国を知っている日本の方は減少しています
バイカル湖より東の出身の方とコミュニケーションする時は、地雷が沢山あるとの認識が必要です
抑留の話をして、出兵の話で言い返され、返答できないといった事例が幾つも報告されています
次にまいります
序盤は、バイキングらしい殺戮と略奪ばかりですが、中盤から過去を反省し
平和的解決を模索する話へと転換していきます
不信が不信を生み、敵意が敵意を呼ぶ、お前は手間暇かけて戦争の原因を作っている
ロシアの植民地になる恐怖から、今の韓国・北朝鮮を侵略して植民地にしてしまう
植民地の朝鮮を失う恐怖から隣接する中国の東北地方を侵略し植民地にする
そして奪った東北地方の利権を失う恐怖から華北地方へと侵略した結果
中国との全面戦争となり最終的にアメリカを始め世界と戦争となり惨敗した私達の先祖
日本の歴史と見比べながら、この漫画を読むと感慨深い感情が沸いてくると思います
車の漫画なのに、社会正義の在り方と どう向き合うかという重要なテーマの内容です
「悪い事はしない 人の気持ちになって考える」 いつも大切な事だなと思い続けるようにしています
まとめ
お互いが、相手の気持ちを知る努力は、知識を深める事で、面倒くさい事になります
その面倒から逃げると、恐れや心配となり、そこから猜疑心&敵意が生まれると思っています
病も争い事も、面倒から逃げずに向き合えば、予防できる事が多いと感じています。
佐々木
PS
令和の話題作「水星の魔女」最終回 これまでのガンダム作品とは違い、最終話は、戦闘シーンもなく
誰も死なず、誰も不幸にならないで平和的に物事が解決される展開となりました
昭和・平成では、皆殺しのガンダムといった傾向がありましたが
争い事=同じことの繰り返しから、思考を転換してみてはとの思いが感じられました
お花畑と揶揄されるかもしれませんが、逃げずに向き合っていけば、
誰も傷つけずに解決できる術が見つかるかと思っています