CATEGORY : 院長 佐々木真啓のつぶやき

真剣10代しゃべり場 リターンズ!!

 

先日 衝撃を受けた番組がありました

 

10代の皆様が、テーマ「 本音を話そう 」を決めて議論する番組です

 

今回の提案者は、夢が「日本の将来を良くしたい」の元生徒会長さん

彼女は「意見を言わないのに、決まってから後で文句を言う人たち」にイライラする

 

「最初から本音をぶつけ合おう」と呼びかけます

 

議論は、学校生活や娯楽での繋がりの時は、賛成&反対意見が五分五分でしたが

 

内容が日本の社会を良くするには、政治参加が必要となった時に激変しました

 

選挙には行かない そのかわり、政治に文句も言わない 黙って決定事項に従う

 

ゲストの大人も含め、政治は関わりたくない、自分の生活を大切にしたいの意見がほぼ全員でした

 

孤軍奮闘した生徒会長は、誰からも賛同を得られることなく番組は終了しました

 

出演された10代の皆様の議論は、感情的にならずに 大人な対応で、真摯な議論でした

 

残念だったのは、大人の対応でした

 

10代のお子様の悩みに対して、自分が10代だった頃の昔話をするだけで、真剣に向き合いませんでした

 

この事は、昨今の世情をよく反映しており、生徒会長さんの思いが否定され続ける後半は

 

観ていて胸が痛みました

 

この番組を観ると 改めて

 

タモリさんの提言は、間違ってないと思いました

 

最後です

左寄り、右寄りの方々が書かれているような、過度な不安を煽るつもりはありませんが

タモリさんが心配されるように、少しづつ歴史は繰り返す傾向が強まっている印象があります

 

NHK番組 「特攻 知られざる真実 海中調査で迫る“最期」

小林少尉は、特攻前の特別休暇で水戸の実家に帰りました

「死出の道と知っても母は笑顔で送ってくれた。」と自室の日記に書かれていました。

しかし、姪の廣瀬佐智子さんは、祖母から

「知らなかったのよ、死ぬなんて! 知っていたら行かせさせなかったわよ」

「もっといろいろ話を聞いてあげて引き止めればよかった」と生涯後悔し続ける

祖母の話を毎年 命日に聞くことになります

1945年 小林家では、家族の間でも本音で語り合うことがなかったようです

 

 

 

現在10代の皆様が40歳になる頃 佐々木が80歳の未来予測だそうです

 

コスパの悪い侵略行為ではなく、経済的な従属関係が深まっていくそうです

 

利口な人ほどいち早く、従属し良い環境を手に入れることになります

 

 

これは日本の1945年9月以降 顕著に見られました

 

ちなみに上の写真のお二人 昭和史研究家で著名な半藤一利さんは、常々

「二人が日本を太平洋戦争に導いた」

「膨大な数の人々を無駄死にさせた最悪のコンビ」と評しています

 

しかし利口なお二人は、罪に問われることもなく戦後も要職に就くことになります

 

辻さんは、戦後 衆議院議員4回当選するほど皆様の支持を受けています

半藤さんは、生前 辻さんに何回も取材されて

「 反省の「は」の字もない大噓つき 」と書籍にいつも書かれています

しかし生き残った兵隊さんはみんな 辻さんぐらい立派な人はいない と人気者だったようです (;^_^A

 

話を戻します

 

経済的な従属関係とは

 

アメリカ風表現だと、日本占領政策

 

日本風表現だと 東亜共栄圏の仲間入りです

 

中華思想の表現だと、冊封体制 室町時代以来の朝貢となるそうです

 

その頃も同じ気持ちで、政治に文句を言わない 黙って決定事項に従う姿勢を貫き

 

人任せ、難しい事は利口な人が決めればいい、決定事項に文句は言いません

 

「郷に入っては郷に従え」を尊重し、「住めば都」の精神を大切にすれば

 

争い事が禁忌な仏教徒が暮らす、現在の中央アジアのように

 

 

 

 

長期的な計画から確立されつつある管理者の同化政策によって

 

30年後の私達の子孫は、日本語が苦手となる未来がくるかもしれません

 

そうならないためにも、元生徒会長さんの提言に賛同する人々が増え、

 

第二の辻さんや服部さんのような利口な人が、力を持つことを

 

予防できる未来になればなと思っています。

 

佐々木

 

 

 

 

佐々木

 

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