只今話題で何処の本屋さんでも平積みされている滋賀県が舞台の青春小説 とても面白い作品でした
大勢の中で上手く立ち回ることより、尖った個性を追求していく成瀬さんの姿勢に魅了されました
歯科の予防にも関心が高い成瀬さん、受診でもしてくれたら歯の問答でもしたいなと思う程でした (;^_^A
舞台は、膳所の西武百貨店でした 佐々木も瀬田で3年住んでいた90年代によく訪れました
最近では子供が中学生になった時、通学用の冬物コートを買いに行ったのが最後でした
6~7階の吹き抜けにある三角ガラス温室に鳥が飛んでいたり、レストラン街が美味しく魅力的でした
各都道府県の魅力度&幸福度ランキングは、中途半端な位置の滋賀県ですが
作者や成瀬さんにとってストレスが少なく過ごせる魅力ある県でもあります
大阪で生まれ、兵庫で育ち、岐阜で大人になって滋賀で就職 その後大阪に戻り、起業&結婚
子育て、終の棲家と考えた時 滋賀に戻ろうと思った理由が この小説にも書かれています
住んでみてジワリと染み込んでくる滋賀の魅力 小説では、そのあたりを上手く描いてくれています
大阪生まれ、大阪育ちで他府県を知らない妻が、最近よく滋賀で子育てして良かったと言います
滋賀が大好きで、滋賀に住み続けたいと言う子供を見ていると 我が家の成瀬もなかなかと思う親バカでした。
佐々木