今回は、少し長文となります
週末は、いよいよスーパーボウルとなりました
今年の対戦は、
おかげさまで3年連続、ここ5年でも4回目のスーパーボウル出場となります
私の応援するペイトリオッツとセントルイスからロスへ移転したラムズです
今回のスーパーボウルのカードは、
今から17年前、2002年にも一度対戦しております
この時は、大接戦となり
最後の最後で、ペイトリオッツがフィールドゴールを決めて勝利となりました
そしてその時、全世界に衝撃的なシンデレラ・デビューとなったのが
今ではレジェンドとなったトム・ブレイディーです
その年のシーズン前半で、エースが怪我をしてしまい、控えだったブレイディーが出場すると
なんと連勝続きで、スーパーボウルまで勝ち進んでしまうという衝撃的なシーズンでした
それから17年経過した現在もペイトリオッツにとって不動のエースとして君臨しています
そして今年は、ドラフト全体1位というエリートQBで若手のジャレット・ゴフとの対戦です
佐々木としては、今年のスーパーボウルが新旧交代の年となるか、とても興味深く観るつもりです
なぜならば
2002年のラムズとの試合に因縁があるんです
当時ラムズのエースQBだったのが、カート・ワーナーです
この方とても苦労人で、NFLのドラフトにかからず、下部リーグでいつかはNFL選手になる夢をもって頑張っていた選手でした
生活が苦しく、スーパーのレジ打ちで、生活費を稼ぎながらフットボウルを続けているような選手でしたが、その後苦労が報われ、
ラムズで正QBとなり、2000年スーパーボウルで勝ち、MVPにまで上り詰め
初代のシンデレラストーリーと言われた選手で、佐々木はとても好きな選手でした
その後、カートワーナーはラムズを去り、アリゾナ・カージナルスで再びスーパーボウルへ出場しますが、勝つことはなく現役生活を終えました
現在40歳を過ぎ、引退の時期が見え隠れしてきたブレイディー
彼は、ゴフのようなエリートではなく、ドラフト順位も6位で全体でも199位とギリギリなんとかNFL選手になれた無名の選手でした
そうカート・ワーナーと同じような境遇の選手でした
当時のブレイディーは、「これでセールスマンにならずにすんだ、ありがとう神様」と語っていたほどでした
ドラフト時のブレイディーの写真です
当時QBとしては、貧弱で足も遅くNFLでは、活躍は難しいというのがブレイディの評価でした
指名を考えていたのもペイトリオッツだけだったようです
その後は、人一倍の負けず嫌いと反骨心からくる性格に加えて
周囲も驚くほどの勤勉で努力家であったことから、
アメフト史上最高の選手、ドラフト史上最高の掘り出し物と賞賛を受ける選手へと成長していきました
そんなブレイディーですから、エリートのゴフには、そう簡単には負けないと思っています
対戦相手のラムズは、今年勝つために、大金を使って各チームから高額で有望な選手をかき集めました
たぶん来シーズン前にはリーグで決まっているお金を使いすぎているので、多くの選手を放出することになります
それだけ今年勝つことに執着したチーム作りをしている手強い相手です
一方のペイトリオッツです
私が子供の頃は、リーグ1番の弱小チームで、目先の利益ばかりを追うチームでしたが、
クラフトさんがチームを買い取り、現在のHCベリチックさんを招いてから、中長期期的な計画で、チーム作りをするようになったので
毎年強く、スーパーボウル常連の常勝チームへと変貌しました
今年のチームは、最初不安を感じていましたが
プレイオフに入ってからは覚醒し、とてもまとまりのある強いチームとなりました
ここ数年でも2017年のメンバーに継ぐ強さを感じています
なんとかラムズに勝って6個めのチャンピョンリングをブレイディーの指にと思う日々です
佐々木のペイトリオッツ&ブレイディー愛からくる長文でした。 (^^ゞ