2018年10月に書いた記事ですが、北欧スタイルが最近日本でも話題ですので、
再掲載させていただきます
料理研究家で有名な ケン・コウテツさんの番組です
北欧の幼稚園での給食事情に関する内容なんですが、日本でも話題の食育が題材です
お子様の受診で、佐々木歯科に来院されると ほぼ必ず説明を受ける食育に似ている内容です
個人的には、とても素晴らしい教育だと感じています
北欧は、福祉大国と呼ばれ、多くの教育・医療費が大人になるまで無料といった御国事情です
一見とても素晴らしく感じると思いますが、これだけ充実した福祉制度ですと、国の税収の4割が医療・教育が占めることになります
よって日本の消費税に値する税金が24%~27%ととても高額です
税金が高いため、夫婦共働きは当然となります
無料の医療費 特に歯科に関しては、成人になると保険もない自費負担になります
虫歯や歯周病による罹患は、不摂生による自己責任となり、とても高額(通院時、毎回1万円以上は必要)です
そのため北欧の方は、歯科治療が安価な エストニアやポーランドなどに船と電車を使って旅行のような形で治療に行くという人もいるほどです
しかしよく考えると、幼い頃から、食育と予防が充実していると歯科での治療する必要がなくなるということです
その光景が今回の動画で観ることができると思います
ここに興味深いデーターがあります。日本でよく聞かれる 8020(ハチマルニイマル)運動です
80歳の時 自分の歯が20本(永久歯28本)残っていれば、老後、食事に困らないので、歯を大切にしましょーといった運動です
では、現在の日本人80歳の平均残存歯数は、というと28本中 8本~9本です
北欧のスウェーデンの80歳の平均残存歯数は、28本中 25本~26本です
世界一の国民皆保険制度と海外から賞賛されている日本の医療保険制度で、このような結果になっています
日本は、とても安価で歯科治療を受けられる素晴らしい国だと、私も思っています
皆さん歯が悪くなったら、歯科医院で治療を受けることが大切と認識していると思います
現在の80歳の方々の多くも、そのような人生を過ごされたと思います
しかし、歯を治療しなければならない生活習慣だと老後、歯が無くなり食事が困るという結果でもあります
逆に、歯科治療が高額負担となる北欧は、予防と規律正しい食生活を大切にし、老後歯に困らない人生を過ごされています
私は、医療人に多く見受けられる北欧崇拝者ではありません
ただ北欧から学ぶことは、多いと感じてもいます
佐々木歯科医院を受診される患者様には、ぜひ観ていただきい動画だと思い、今回
記事にしてみました。
佐々木