今回は、最近小児矯正治療を終えられた 4人の患者様を紹介いたします
一人目の患者様です 治療開始は 8歳です 主訴は犬歯が八重歯のように萌出してきたことでの相談でした
床装置を使い 歯ではなく 顎を大きくする咬合育成(子供の矯正治療)を中心にして治療することを説明し 小児矯正治療を開始していきました
治療は、月2回のペースで行い 少しずつ顎を大きくし 永久歯が生えるスペースを確保していきました
治療は 患者様 ご家族の協力もあり とても順調に進み 12歳小学校卒業時に無事終了できました
いかがでしょー 咬合育成治療により とても綺麗な歯並びへと導くことができました
患者様 親御様ともに とても喜んでいただけました
では 次 2例目の患者様の紹介です
主訴は 前歯の嚙み噛み合わせが深く 下の歯が見えないことでした
この症状は 受け口の逆と考えていただれば 解りやすいと思います
下顎の位置が 基準より後方で 噛みこんでしまったための結果です
逆に 基準より前方の位置で 噛み合えば 受け口と呼ばれる噛み合わせになります
今回も 顎の噛み合わせの位置を 前方方向へ誘導し 正常な位置で噛み合うように咬合育成を行いました
子供の矯正 小児矯正装置を用い 月2回のペースで治療を行いました
患者様・ご家族のご協力もあり治療は順調に進みました
おかげで 装置も沢山ステップアップすることができました
いかがでしょー 下の前歯と上の前歯の露出のバランスが とても綺麗ですよね
これが正常な噛み合わせです この噛み合わせなら 一生もので 大事に手入れさせしていただければ 100歳でもご自分の歯で よく嚙めることができると思います
患者様には ご両親に感謝し 大切に取り扱いをしていただければと 願うばかりです
続けて3例目になります
前歯の出っ歯感と 前歯がだんだん歪んで生えてきたことがお悩みでした
全体的に歯が大きく 顎が小さいために起こる現象で 治療には 歯を動かすのではなく 顎を大きくすることで歯を綺麗に並べる小児矯正治療を選択しました
治療は順調に進み 今年の春 小学校卒業時に 無事終えることができました
いかがでしょー 前歯の歪みも改善され 横から見ても 出っ歯感はありません
治療前の噛み合わせは 先噛みと呼ばれる 上下の歯の先っぽが触れるほどの浅い嚙み合わせでした
この噛み合わせだと 将来前歯の歯の破折や 前歯の噛みが弱いことで 奥歯の負担増を生じ 奥歯の歯が打撲(咬合性外傷)を生じ 奥歯の寿命が短くなる傾向が懸念されます
12歳治療後の噛み合わせの深さが 正常です とても綺麗な噛み合わせになりました
最後になります 4例目の患者様です
主訴は、前歯の噛み合わせの深さです しっかりと噛み合わせをしてもらうと まったく下の前歯が見えなくなります
逆受け口 過蓋咬合と呼ばれる 噛み合わせです 大人になると この深い噛み合わせの 多くの方が 辺頭痛や肩こりなど頭頚部に なにかしらの不具合を訴えることが多くなる噛み合わせです
治療開始が 10歳と小児矯正治療には 遅い時期でしたので 成人矯正治療の継続も考えての治療説明を行いました
治療は 当初の予想より 順調に進むことができました
これも患者様 ご家族のご協力があってのことと とても感謝しています
いかがでしょー とても綺麗な噛み合わせとなりました 上と下の前歯の露出具合が正常となり奥歯もしっかっりと噛み合っております
患者様 ご家族 そして私の医院に通われているご親戚の方々にも とても喜んでいただけました
術者としても とても嬉しい喜びとなりました
今回は 子供の矯正治療を最近終えられた 4名の患者様にご協力いただきました
小児矯正治療によって 皆様とても素敵な笑顔が形成されました
ここで 院長 佐々木から お伝えしたいことがございます
観ていただきたいのは 各お子様の装置保管ボックスの中が 色とりどりの装置で、沢山保管されていることです
これは、矯正装置のステップアップが順調に進んだことで 咬合育成・咬合誘導が成し遂げられたということでもあります
佐々木歯科医院では お子様の矯正治療・虫歯治療など 全ての治療を院長の佐々木がおこなっています
お子様の歯並び・噛み合わせで ご心配な事がある親御様は ぜひ一度
診療時間内に 毎日受付しています 矯正治療無料相談を お気軽にご利用いただければと思います。
院長 佐々木 真啓