矯正についてのよくある質問
症状にもよりますが、一般的には総額50~70万くらいになります。
お支払いは、それぞれの治療ごとに料金が発生します。詳しくは費用のページをご覧下さい。
しかし親知らずは抜歯することが多いです。当医院では中間歯を抜歯しない矯正を行っています。
装置が入りますと今までと違い、歯が磨きにくいので虫歯や歯肉炎にならないよう、
ブラッシングをきっちり指導していきます。
基本的に毎回、来院前に歯を磨いてきていただいてから矯正治療を行います。
1. 遺伝
上下のあごの位置関係や大きさは、父親と母親よりある比率で特徴を受け継いでいます。
そのため顔の骨格的な特徴が原因で出っ歯や受け口になったり、
歯の大きさや本数、あごの大きさとのバランスがわるいためにデコボコの歯並びになったりします。
2. 病気
生まれつきの顔の病気により歯並びがわるくなることがあります。
また鼻づまりや扁桃腺の肥大により長期に鼻での呼吸ができないと上あごの正常な発育が阻害され、
出っ歯の原因になると考えられています。
3. 癖、習慣
指しゃぶり、口で息をする、いつも口をあいている、唇をくわえ込む、飲み込むときに
舌を上下の前歯の間に突き出すなどの癖により歯並びが悪くなる危険があります。
4. 乳歯のむし歯
乳歯は後から生えてくる永久歯の場所を確保するという大切な役割があります。
むし歯により形がかわってしまったり抜かなければならなくなると、
永久歯の生える隙間が足りなくなり歯並びがデコボコになる原因となります。
5. 食習慣
きちんとした食事をよくかんで食べることはあごや歯並び、お顔の筋肉の健全な成長発育のために不可欠です。
不揃いな歯ならびや悪いかみ合わせは、主に次の3つの問題があると考えられています。
1. 歯と口と顔の健康的な美しさが損なわれていることで自分に自信が持てなかったり、
他人に悪い印象をあたえるといった心理的・社会的な問題が生じる。
2.下あごの運動障害(筋肉の不調和または痛み)
顎の関節の病気(顎関節症)
かむ、飲み込む、発音するなどがうまくできない
姿勢が悪く、めまい・偏頭痛・肩こり・腰痛などがある
などの機能障害がおきる。
3. 歯周病(歯槽のうろう)、う蝕(むし歯)にかかりやすくなる。
現在では特に心理的・社会的問題が重要視されるようになりました。
しかし、歯列矯正の本来の目的は、これら3つのすべてをバランスよく改善することです。
美容目的のみを優先させる治療は安易な方向へ流れがちなため、
他の問題がないがしろにされないように注意が必要です。