八重歯になりたくない小学生 矯正治療で回避
今回は、八重歯になりそうで、治療したいと親御様と共に来院された患者様です
赤矢印の犬歯が今後八重歯として萌出する危険性があります
治療は、矯正治療で可能です、 しかし佐々木歯科としては、
一つの提案をしました
八重歯を正常な場所に移動するだけなら、左の女性のようになります
しかし現在11歳、4月から6年生ですので、あと半年~1年、顎の成長期が残っています
少しでも、顎を大きくする矯正治療をして土台(ベース)の顎を大きくし、
右の女性のような綺麗な歯並びにしませんかと提案しました
説明後、治療申し込みをいただけましので
小学6年生の1年間は、顎を大きくする子供の矯正治療
中学1年生から9ヶ月程 大人の矯正治療で治療を終えました
いかがでしょーか、佐々木としては小学3年生くらいから顎を大きくできれば
もっと素敵な笑顔になったという気持ちもありますが
小学6年の1年間としては、顎の成長を促進できたと思います
では、小学3年生から子供の矯正治療を始めていたら、どうかを観ていただきます
今回は、9歳小学3年生の女の子の矯正治療を紹介します
以前より歯並びの不正を心配していた ご両親が、
いよいよ将来ガタガタの歯並びになるのではと無料相談に来られました
このまま自然に生え変わりを待つと
写真のような女性の歯並びになる可能性がありますと説明しました
歯並びの不正の原因は、歯の土台となる顎の狭小化です
12歳までの顎の成長期を利用し、
できるだけ顎を大きくし自然に歯が整う環境をつくりましょーと説明しました
ご検討される日々があり、その後治療申し込みをいただきましたので
顎を大きくする小児矯正装置を作成し、治療をおこないました
右の模型&装置の写真は、実際の患者様が使用した装置です
治療は、患者様が熱心で、真面目に装置を使用していただけました
当初の予定では、中学生の1年間も治療予定でしたが
予定より1年早い、小学6年生卒業時で治療を終えることができました
いかがでしょーか、とても綺麗な歯並びになったと思います
親御様も予定より1年早く終えられたことに、たいへん喜んでいただけました
私も「浮いた通院費で、家族旅行でも行かれたらいかがですか」とお話しました (*^^*)
見ていただきたいポイントは、口の中の顎の骨を大きくしたことで、
笑顔の時、上下の白い歯が奥歯まで見えることです
これがグローバルな綺麗な歯並びの笑顔です
日本でポピュラーな「歯を抜く矯正」など
小さくまとめる矯正を選択すると
笑顔時、口の中の顎が小さいため、上の前歯しか見えず、奥歯が影で見えなくなることで
奥歯が病気でなくなって、上の前歯しかない人のような印象になります
佐々木歯科の小児矯正治療のゴールは、常に
写真の方々のようなグローバルな笑顔の形成です、
咬合学や、顎関節においてもグローバルな笑顔の噛み合わせの方が健康で長持ちします
当院で矯正を受けられる方々には、オードリーヘップバーンや
ダイアンキートンさんのように、晩年まで美しい歯並びが維持できるようにと
努めています。
昭和・平成の時代の日本では、八重歯が可愛らしいアイテムの一つでした
世界では、昔から、鬼歯や卑しい歯の代表として嫌われる歯並びです
歯科医としては、昔から八重歯を治してあげたいという思いでしたので
令和になり、日本でも八重歯になりたくないという気持ちを持つ
小学生は大歓迎です
今後一人でも多く八重歯を改善してあげたい気持ちです。
佐々木