前回の記事で「近々優勝する姿も見えてきたと」書きましたが 小椋選手が得意なオランダで勝利しました
日曜日は、一日中ソワソワしていて、夜の生中継は興奮しっぱなしでした、
勝利の瞬間は雄叫びとなり、家族に怒られました (;^_^A
佐々木としては、もう大満足です これからは周りのマークも厳しくなり、転倒や怪我もあるでしょう
日本人が22年ぶりの勝利という事実が、甘くない強者揃いの世界だと物語っています

写真の中に日本人スタッフはゼロで、日本人は小椋選手一人だけです
アメリカのチームでイタリア製のバイクに乗る小椋選手が ついに最高峰クラスで優勝しました

この写真で小椋選手がどれほど愛されているか どれほど敬意が込められているか解ると思います
日本語が通じないアメリカのチームで、イタリア製のバイクに乗って、最高峰クラスで優勝することは、
これまでの日本のバイクレース史上 初めての出来事です
これまでの最高峰クラスでの日本人の優勝は、バブル好景気の余韻が残る日本のバイクメーカーのサポートと、
日本人スタッフや通訳帯同による手厚い保護を受けての勝利しかありませんでした
小椋選手は、恵まれてるけど勝つ可能性の少ない日本メーカーの誘いを選択せずに、
勝利できる可能性がある海外メーカーを選択し、単身乗り込んでの偉業でした
海外の関係者は、小椋選手のフロンティアスピリッツに対して共感と敬意を込めての報道をしています
佐々木が愛国心をもって、小椋選手に敬意を込めて応援する理由がそこにあります
ちなみに歯科医師としては、動画や写真に写ってる チームスタッフの皆さんの歯の状態の良い事に
流石だなと感心しています (;^_^A

最高峰クラス昇格の1年目 日本で一番のキングメーカーのオファーを断って
小椋選手が選択したアメリカのチームは、メインスポンサーも付いていないB級程度のチームでした
それが2年目の今年、小椋選手とスペイン人のチームメイトの躍進により、シーズンの途中、最近になって
アメリカのセキュリティソフト会社がスポンサーとなりました
資金力の面でもかなり余力が生まれ、今後益々の発展が期待できるチームとなっています
車体を供給するイタリア製のバイクは、数年前までは、誰も乗りたがらない じゃじゃ馬バイクでしたが、
現在では、世界で一番速いバイクに発展しています

小椋選手が一位でゴールした時
興奮し抱き合う二人の西洋人は、最高峰クラス昇格までを長年サポートしたチーフメカニックのノーランさんと
アジアタレントカップ時代(育成プログラム)にいち早く小椋選手の才能に気付きエージェントとなったポンスさんです
ノーランさんは、別チームなのに、今でも小椋選手を応援し続けています こんな光景は他では無いことです
ホルヘ ロレンソという偉大な世界チャンピオンのエージェントだったポンスさんも大興奮しています
こちらもロレンソさんの時代には見ない興奮ぶりでした 二人がどれほど小椋選手を愛しているか理解できる一面です

小椋選手は、これまでの過程で、日本のキングメーカーからのオファーを3回断っています
そのことで日本人、一部の昭和世代のバイク関係者から薄情者や恩知らずと苦言を呈されていました
佐々木はSNSやYouTubeで、そのような苦言を見聞きするたびに、

恩知らずや薄情者がここまで愛されますか? 日本の関係者は、儒教&朱子学に犯されていませんか? と思っています

チーム代表 ダヴィデ ブリビオ談
ブリビオは、小椋の活躍がアジアのファン、そしてMotoGPを目指す若手にとっても大きな意味を持つと語った。
「アジア・タレント・カップには、MotoGPライダーになることを夢見る若者が多くいる。藍は彼らの多くにとって刺激になれるはずだ。我々もその一部になれることを誇りに思う」
佐々木は、日の丸掲揚や国歌斉唱などの部分最適ではでなく、アジア=全体最適を考えたブリビオさんの提言に大賛成です
小椋選手には、日本だけでなくアジア全体の若者の良き手本となるように励んでいいただきたいと思っています

Moto GpのCEOで、アジア育成プログラムを立ち上げたカルメロ会長が、育成プログラム出身で
初の最高峰クラスで優勝した小椋選手に敬意と最大の賛辞を送っていました
とてもあたたみのある、素晴らしい光景でした
日本人の一人として、アジアに育成プログラム立ち上げてくれたカルメロ会長には感謝しかありません
アジア育成プログラム=アジアタレントカップが無ければ、一般家庭出身で経済的に余裕の無い
小椋家では、小椋選手を世界に羽ばたかせることは不可能でした

アジアタレントカップとは
アジア及びオセアニアの各国から選抜された13歳から20歳までの選手を選抜、参加者には、車輌やタイヤ、その他パーツ、消耗品、さらにヘルメットやレーシング・スーツなどの装具まで、走行にかかる費用は無償で提供する
参加者の選抜は書類選考を経て、19か国600名以上が参加申請を行ない、そのうち152名が最終選考会に参加権を得、最終的に前年からの継続参加者5名に加え、新たに17名が選抜される
参加者には、ライディングに関してのアドバイスの他に、レースにおいての各セッションに対する取り組み方、そのために必要な外国人スタッフとのコミュニケーション能力を高めるための英語のカリキュラムが実施される
上の写真は、2016年のアジアタレントカップです 右端に小椋選手がいます 他にも数名現役選手がいます
この素晴らしい育成プログラムが無ければ、小椋選手はよくて国内チャンピョンどまりで、
英語が話せない 日本だけで活躍するライダーの一人だったと思います
アジアタレントカップは、裕福でない一般家庭出身のアジア人が、唯一世界の扉を開ける貴重な育成プログラムです

若者のバイク離れ、バイク販売台数の減少、バイク人口の平均年齢が60歳近くと高齢化問題、負の因子は盛沢山です
昭和&平成時代や漫画のように全日本で王者になり、世界へという道は、もう不可能です、

日本のバイク関連企業&スポンサーの弱体化によって、日本国内だけで育成していく基盤は無くなってしまいました
これからはアジアを巻き込み、資金面では、MotoGPの援助をいただいて、日本人ライダーを育成する時代となりました

日本&日本人スゲー!だけではなく 小椋選手を育てた背景を知ることが
今後日本のバイクレース界を発展していく鍵と思っています
小椋選手は、誰よりもその事を認知しています
Motogpに昇格すると多額の契約金がもらえます
これまでの日本人ライダーは、スペインなどの避暑地でプール付きの豪邸に住み、レースの合間は、優雅に静養したり、
ヨーロッパのサーキットでトレーニングをしていました 中には専属シェフを雇い、パーソナルトレーナーを雇い
夜は、富豪のパーティーに招待されるなどセレブな暮らしぶりで、憧れの対象となっていました

小椋選手は、Motogp昇格後も、レースの合間が2週間あると、そのたびに帰国し、
日本の後輩達と共に、今でも桶川のミニサーキットで練習を繰り返していています
昭和レジェンドライダーからは、日本に帰国せず、ヨーロッパに留まり、高いレベルで練習しろと苦言を呈されています
佐々木は、レジェンドライダーの意見に批判的で、小椋選手は、日本のバイク業界の衰退を加味して、
自分だけの部分最適より、これからの、次世代の育成を考えて、あえて全体最適を選択しての帰国だと思っています
高額な契約金を、渡航費に費やしてでも帰国し、あえて桶川で練習していると思っています
きっと桶川や関東の小中学生ライダーの未来を思いやっての選択だとも思っています。

最新の小椋選手本人が書いた記事です

文面からも解るように、自分のためのように書いていますが、真理は、全国の次世代を思っての事かと思います
ちなみに鳥羽選手と真崎選手もアジアタレントカップ出身です 中国地方や九州の事も考えての一文だと思っています
凄いなーーーと いつも感心し、心から応援しています。
最後

日本の模型メーカーさん もう5年以上 新しいMotoGPの模型が新規発売されていません
版権が高いかもしれませんが、スペイン人が勝利したバイクを販売するだけではなく

日本製ではなく、イタリア製のバイクですが、22年ぶりに日本人が運転して優勝したバイクですから
ぜひタミヤさん・アオシマさん・ハセガワさん・フジミさん どこでもよいので1/12サイズで販売してください

イタリア人が優勝した時は、人形も販売したんですから、ぜひ小椋選手のフィギュア付きでお願いします

佐々木の倉庫のディスプレイ場に、小椋選手のバイク模型を製作し、陳列したいと思う一人の意見です

そして来年から2年間は、ヤマハのファクトリー(公式)ライダーです
低迷しているヤマハですが、昔から同メーカーは浮き沈みが激しい癖があります
原因は、NO1ライダーの意見を重視する傾向が強く、そのライダーの当たりはずれで左右されるからです
前任者は、途中からライディングスタイルが変わり、ヤマハが迷走する原因を作りました
そして現在多くのバイク関係者やファンは、今回小椋選手のヤマハとの契約に否定的です
しかし佐々木は、小椋選手のライディングスタイルにヤマハは適応しやすいと思っていて肯定的です
そして何より、契約がファクトリー(公式)です 現在のチームのようなサテライト(子分の立場)とは違います
自分好みのバイクを作れる立場です 小椋選手の代理人のポンスさんは、ヤマハとも過去に仕事をしていた人物です
ホルヘ ロレンソのような綺麗な走りの小椋選手がヤマハで優勝する姿を想像するだけでも楽しみな来年となりました。

