1945年 昭和20年8月15日 敗戦によって日本人の人口は、約310万人減少しました
総人口の1割程 20人に1人が亡くなりました しかし2年後には総人口が戦争前より約350万人以上増加しました
何故か

海外の植民地としていた土地に住む日本人が、敗戦により無一文となって帰国したからです
その数は660万人と推定されています
310万人亡くなり、660万人が帰国で急激な人口増加となりました、物資も食べ物も少なく、
さらに敗戦で円の信用が世界中で無くなり、超インフレ社会で苦しんでる時に、急激な人口増加でした
そうなると日本人の国民意識はどうなるでしょうか?

海外からの帰国してきた民衆=移民への厳しい差別です それが同族の日本人であってもです 引揚者と呼び軽蔑しました
ホモサピエンス=人間は欲が満たされなくなると、同族でも殺し合いをするほど残忍性の高い動物です
過去を美化したい現代の日本人にとっては不都合な事実で、早く忘れたい、できれば無かった事にしたい事実です
しかし

差別を受けた方々の記憶は、そう簡単には忘れさせることはできないと思っています

引揚者と差別を受けた「あしたのジョー」のちばてつや先生 映画「寅さん」シリーズの山田洋次監督は
あの時の苦しみや、悔しさは決して忘れることはないと常々言及し、自身の作品でそれとなく描写しています

令和になって また言葉巧みな差別集団の政党が、低成長な日本の現状に不満を持つ民衆を虜にし熱狂を煽っています
悪いのは移民の外国人なんだと、外国人さえいなくなれば日本は良くなると、80年前と同じあやまちを繰り返そうとしています


日本人が働きたくない、でも日々の暮らしに必要不可欠な職業を誰に頼っているか
彼ら外国人労働者がいなくなって困るのは誰なのか

偏った情報を鵜呑みにして、排外主義や結束主義へと民意が進むことで
さらなる日本の低迷と低成長を助長することになると危惧しています

植民地で威張っていた日本人が660万人も帰国できた背景には、親切な外国人の恩恵が少なからずありました
そのことを、ちばてつや先生は、自身の体験談として作品に残しています
もちろん悪い人もいたと思います、しかし親切な外国人も多数存在していたのも事実です
最後です

「日本人は外圧的な危機が訪れると具体的で冷静な現実的判断の考え方をしないで、観念的(現実を見ず、抽象的に頭の中だけで考える様子)な思考、例えば戦前は、「アメリカはどうせ女の国だから戦争はしない」令和では「トランプはTACOだから最後はビビッて何もできない」 などの観念的な考えを信じ込んでしまったり、そのような考え方を好んでしまう悪癖があります。」
歴史的に国際情勢や国際的常識を無視して、自分達=日本人だけの考え方や願望で推し進めてしまい猪突猛進の集団をつくりやすい民族なんです

オレンジに熱狂している方々の趣旨を見聞きしていると、半藤さんや昭和史研究家の方々が警告していた
日本人の悪癖は、事実だったんだなと痛感しています。

自民党が参議院選挙で過半数割れとなりました 投票率は6割に達せず、無関心の方が4割以上でした
そーなると今後は

吉永小百合さんの思いとは真逆で
与党でも、日本人にとって自己都合からの自尊史観をもつ歴史認識の方々が勢力旺盛となり
与党も野党も日本人ファースト=結束主義の時代へと進んでいくかと思います
佐々木としては左も右も歓迎せず、無関心の中道も歓迎せず、偏った思想を持たない、
関心は持つが執着はしない、できるだけ国際情勢の中で、はみ出さないことを良しとする
「名より実を取る」国政を希望しています。その意味では現内閣のトランプ関税交渉15%での合意は評価に値すると思っています。
佐々木
PS

日本が実より名=名誉や威信をとった日本の過去例は多々ありますが、その中でも最悪例を提示します
リットン報告書
「リットン報告書は必ずしも日本に全面的に不利なものではなかったが、日本軍は侵略行為と断定されたことによって満州国も否認されたものとして強く反発し、国内にもそう宣伝した。リットン報告書が、満州事変は侵略であると認めながらも、日本の満州での権益を認めるという妥協的な内容であったにもかかわらず日本がそれを受諾しなかったのは満州支配という実利よりも、国家の威信を大事にしたためだった。多くの国民は松岡代表が決然と国連総会を退場するニュース映像を見て快哉を叫んだであろうが、このときが日本が世界とアジアの中で孤立し本格的侵略国家として迷走する決定打となりました。」
国連採決でリットン報告書に賛成したのは、棄権したタイを除く全ての国々40数か国でした
日本の主張に賛成したのはゼロとなり孤立しました 当時の日本の外交とは、事前に根回しもせず、
自分達が正しいと思う事は、世界も正しいと思うと 現代ではありえない事を当然と思っている日本人達でした

彼らの新憲法草案を読んだり、著名な憲法学者の意見を見聞きしてみてください
彼らは善意で作成しているかもしれませんが、佐々木は、小利口な人間が作ったのかなと思いました
その内容は、国民に対しての義務に関しては、とても具体的で詳細です
しかし国家に対しての義務は、曖昧で抽象的な表現となっています
利口な人間が力を持てば幾重にも利用できる文言と内容だなと思いました。
今回の参議院選挙でオレンジに熱狂している一部の国民を見ていると
国民社会主義ドイツ労働者党の旺盛と怪物化の経緯は、あのような空気感が始まりだったのかなと思っています。


