この有名な赤い彗星さんですが、初めて観た小学生の時の感想は
ダースベイダーのパクリで、悪役のイメージでした しかしシリーズが進むと
なかなかの優柔不断からのコジレ具合を披露し、人間的な弱さが露呈していきます
その後 主人公の人生より彗星さんの人生に、皆が着目するように変わっていくタイミングで
逆襲版とその後の経緯の2作品が映画公開されたり
彗星さんの幼少期から青年期を描いた作品がOVAとして6作品 公開されました
この6作品の内容は、主人公の立場が入れ替わるほど 彗星さん中心のストーリーとなり決定的となりました
その後も彗星さんの人気は衰えず、彗星さんのクローンによる作品が2作品公開されていきます
現在でも
OVA6作品を劇場版3作品として再編集し、公開されるなど まだまだ彗星さん人気は絶大です
ガンダム作品の主役 表向きは白い悪魔ですが、実質の主人公は、赤い彗星さんへと切り替わっていきました
哀愁というか旅情というか 現在でも思いは強く、映画を観ると、また模型を製作したくなることが続いています
子供の頃は理解できなかった彗星さんの人間的弱さは、歳を重ねる程に理解が深まっていきます
グローバルとなったガンダム沼は、思いのほか深い世界なんだなと この作品を手掛けた富野さんと安彦さんの偉大さを再確認する日々です。
佐々木
PS
白い悪魔 というフレーズ 当時は少し過激だなと思っていましたが
製作スタッフの皆様は、彼の素行を知っていたことでのネーミングだったのかなと想像したりしています。