CATEGORY : 院長のつぶやき

アジアの“ノーベル賞” 宮﨑駿監督 戦時中の民間人殺害「日本人は忘れてはいけない」

アジアのノーベル賞で宮崎駿監督のメッセージ文です

「日本人は戦時中、ひどいことを散々したんです。民間人をたくさん殺しました。日本人はこのことを忘れてはいけません。ずっと、残っていくことです。そういう歴史がある中で、フィリピンからマグサイサイ賞を贈られるということを、厳粛に受け止めています」

アジア太平洋戦争で滋賀県民が一番死亡された場所は、フィリピンなんです

当時滋賀県の先輩方は、よそ様の土地で何をしていたのか、なぜ滋賀県からフィリピンに行くことになったのか

被害者目線の情報は、沢山ありますが、加害者としての不都合な事実、否定できない居心地の悪さに向き合う事からは目を背けてきたかと

「宮崎監督の忘れてはいけない」は スタジオジブリの過去作からも学べると思います

裕福で社会的地位の高い家庭で育った少年は、自尊心の高い青年となっていきます

自己都合の正当性と歪んだ正義感から、妹を死なせてしまう話は世界的にも有名です

過去を正当化する事や美化する事、過去から目を背ける事は、一番選択しやすく幸福かもしれません

アジア諸国は、経済的にも豊かになり、少しづつ日本人の歴史認識を指摘していく時代になってきたと感じています

経済的優位性が弱体化した日本は、アジアの中心ではなく、アジアの一員として共存協商していくことが大切と思っています

Z世代からα世代の高校歴史教育は、グローバルな目線からの歴史認識へとすでに変わっています 

私達大人は、これまでの自虐史観や自尊史観からの歴史認識を改善していく事が大切で

その先駆けとなったのが、宮崎駿作品や高畑勲作品だったと思っています。

佐々木

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