只今話題の歯の治療 真っ白な被せ物 日本ではセラミック矯正やジルコニア矯正という新語で表現されています
不自然なくらいに白く、模型のように左右が均等な被せ物が好まれる傾向となっています
では、この被せ物を付けるために、自分の歯はどうなっているか ご存じですか?
ボールペンの芯のように、ご自分の歯を大量に削るということなんです
真っ白な被せ物は、ボールペンのキャップと同じようなイメージとなります
歯並びが悪い方は、自分の歯を削るだけでは、他の歯の被せ物と平行性が取れないため
歯の神経を抜いて、歯の根に刺す土台から軸を変えて、他の歯と平行性を取ることになります
健康な歯を削って、神経を取って、人工物の土台を歯の根に刺して、被せ物をする
これを、ポジティブに誤魔化すために、セラミック矯正などの新語ができているのが現状です
30年程の歯科医師の経験から、目先の事で被せ物を選択した多くの方が
老後になってから、後悔しているのを日々目にしています
削った歯は、10年後には水分がなくなり、枯れはじめて破折や脱離を繰り返します
口の中の管理が悪い方は、10年より前に被せ物と歯肉の境目が露出して、不自然さが目立ってきます
財力のある方は、そのつど被せ物を変更しますが、治療期間中に自分の歯が、枯れているのを見ることはないと思います
審美の歯科では、被せ物を取った時の歯の状態は、たぶん見せてもらえず
知らぬが仏で、被せ物の治療が終了しているかと思います
アメリカでも財力が維持できている方は、老後自分の歯が抜けてもインプラントに変更できますが
多くのアメリカ人でも老後財力が尽きて、後悔されているのが現状です
佐々木歯科では、歯を削らず、抜かず、不必要に白くせず、自然な歯の白さと綺麗な歯並びを推奨しています
治療方針は、なるべく治療をしない、生活習慣が安定してれば、疑わしきは罰せずを大切にしています。
佐々木