ナッジ理論とは、命令や強制的に人を動かすのではなく、人が自然とそうするようにそっと仕向ける…
という、行動科学から生まれた理論で、行動心理学の一つであります
ナッジ理論の善用として 佐々木が日常で感じるのは
とても良い取り組みだなと思っています
反面、ナッジ理論を販売促進のために利用し、過剰でやり過ぎではと思う商品があります
最近の悪用例で有名なのが
現在では、皆様ご承知かと思います
歯科領域の販促商品でも ん?と思う広告を謳う商品があります
持続型で効くそうです ということは、殺菌剤が長く留まっているという事でもあります
持続するということは、 水道水で すすいだ後も洗剤=消毒剤が長く口腔内に残存し、
唾液とともに消化器官内に流れるということでもあります
すると何が懸念されるかというと
多くの方が感心の高い、腸内環境が破壊されるということです
巷では、腸内環境ビジネスが盛り上がっている現状です
医療機関もこの波に乗り遅れまいと、創意工夫をされています
しかしせっかく健康のためにと、コストを掛けても
無駄になっていることが危惧されています
口の中の商品は令和でも殺菌です 虫歯菌&歯周病菌は、口腔常在菌と呼ばれていて
食後毎回清掃していれば活性の低い、大人しい弱毒菌なんです
その大人しい管理されている低活性=弱毒性の虫歯菌&歯周病菌と呼ばれる
口腔常在菌を飲み込んで消化器官に流れても、為害性は無いとされています
悪さの原因とされる(糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞・アルツハイマー)歯周病菌は
不潔で管理されていない高活性の状態に変化した時の場合なんです
なんでもかんでも皆殺しをしていれば、そのお返しは、倍返しとなって体調に反映されます
佐々木は、洗剤・消毒剤の使用を必要最低限にとどめ、
歯間ブラシ&フロスの使用回数を多くすることを推奨しています
しかしこれでは企業様の経営戦略からすると、業績アップとはならないため
あの手この手と工夫した結果、いつまにかナッジからスラッジへと変貌しているのが現状かと思います
佐々木歯科では、生活習慣が整っていれば、殺菌剤での皆殺し消毒は、必要ないですよと説明しています
AI&ビックデータの活用で、近年ますます販売促進テクニックの向上が著しいです
販促の裏を読むことも大切になった時代とも感じています。
佐々木