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医院diary

2022.08.24

平和とは何か 日本の高校生とウクライナから避難してきた学生との議論

 

 

https://youtu.be/vRR2zgrMTC0

先日放送された、NHKの番組 上にリンクを貼り付けてあります 7分程の動画です

 

日本人の多くが、苦手な議論を 高校生が試みてくれています

 

高校生にとって、答えの出ない問題で 理想論と現実との差を自覚できる良い機会だったと思います

 

要約すると

 

 

 

 

 

NHKがウクライナの首都キーウで市民に聞いた結果です

 

 

大半が「領土で譲歩せず最後まで戦うべき」 と答え、

 

「領土で譲歩してでも早く戦争を終わらせるべき」と答えた人は1人もいなかった

 

現在ウクライナ国民の男子は、18歳~60歳まで国家総動員令から戦場へと出兵しています

 

人口は、日本の1/3で特別職以外の男子のほとんどです 53歳歯科医師の佐々木は出兵となりますね

 

インタビューに答えてる高校生のお父さんや親戚家族の多くが戦場で戦っているのが現実です

 

このことは、最近の歴史で、日本人にも解りやすい例があります

 

義和団の乱などで、西欧列強と日本に領土割譲を迫られた 中国で

 

当時の最高権力者 西太后

 

「賠償金という名の金はいくらでも払っていいが、領土だけは割譲してはならない」

 

と最後まで拒否し続けた意志の強さは、多くの中国国民の民心に指示されます

 

反対に日本は、満州事変や盧溝橋事件などの謀略を繰り返してしまい 世界から信用を失いながら

 

泥沼の日中戦争へと続いた歴史があります

 

佐々木が思う、ウクライナとロシアの領土問題は、

 

高校世界史で教わった、ルーシ公国をモンゴルの元が侵略、征服した頃からの

 

根深い、歴史的経緯からと思っています どちらの国も譲れない主義主張&正義があるためだと思っています

 

降伏はあっても、侵略&征服された歴史の無い日本人には、なかなか理解できない問題でもあると思っています

 

今回の高校生の多くが感じた印象は

 

 

「一筋縄ではいかない」 その事を知っただけでも大きな価値があったと思っています

 

佐々木は医療でも政治でも、文化でも、白か黒では判別できない事の方が多いと思っています

 

一人ひとりが、沢山の情報を取り入れ、知恵を蓄えることが、物事を平和的に解決できる術かと思っています

 

情報を取り入れる事を面倒がらず、手間を惜しまず、生活を営んでいくことが大切かと思っています。

 

佐々木

 

 

PS

世界史を教科書や書籍で読むのは、苦手、漫画なら なんとかという高校生には

 

上記の2作品は、おすすめです

 

東ヨーロッパの宗教的価値観と国家の成り立ちや、土地への執着心など上手く表現していると思います

 

どちらも ドライで現実的で、手厳しい作品ですが

 

現在ロシアがウクライナで おこなっている侵略行為からの

 

一般兵による略奪行為を 世界中の動画配信から観ていると、

 

理性のタガが外れると 現代でも人は野蛮になるんだと痛感しています

 

写真の家族に託せられる程 現実は あまくない事は、確かだと思っています

 

高校生でも解りやすいくまとまった 書籍を読んでみたいとの思いがあれば

 

上記は 栄光学園の高校生に、おこなった授業内容から書籍化をしていますので

 

とても解りやすく近代史を まとめている 良書の一つです

 

ただ加藤陽子さんと言えば、菅首相時代に学術会議任命拒否されたお一人で

 

ネットの検索欄上位は、極左や反日という評価です

 

佐々木自身の感想は、加藤さん自身のスタンスは左寄りかもしれませんが、

 

本の内容は、多くの資料から中立に 当時の日本人の世相を反映していると思っています

 

加藤さんは、個人が思う思想と仕事としての思想が別けることができている

 

お一人と思っているのでお勧めしています。

 

 

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