CATEGORY : 院長 佐々木真啓のつぶやき

ウィルス学者の責任

 

テレビ番組にも出演されていますので、ご存じの方も多いと思います

 

日本でのコロナ渦が、少し落ち着きを見せ始め、総括できるような時勢となりました

 

宮沢先生の新書本は、その中でも読みやすく・解りやすく・お勧めです

 

メディアの報道も

 

過剰反応から落ち着きが出始めてきました

 

そこで歯科医師としての責任から

 

やり過ぎた除菌による人体への弊害を踏まえて

 

 

否定はしませんが、正直やり過ぎです 虫歯菌も歯周病菌も口腔常在菌で、どちらも弱毒菌です

 

企業様は、ビジネスが優先されるので、時勢に合わせて業績が伸びる商品開発が主目的です

 

上の2種の製品も企業努力から生み出されたニッチな商品かと思います

 

佐々木歯科に来院すると 説明を受ける内容を下記に示します

 

歯磨き1日3回以上 歯間ブラシ1日3回以上 = 朝・昼・晩が最も効果的で重要です

 

歯磨き粉は スーパーで安売りしているタイミングで、クリニカ or クリアクリーン or GUMの中から好みで

 

矯正用のマウスピースや入れ歯などの装置の洗浄は

 

台所の中性洗剤

 

 

キュキュットなどの泡スプレータイプで充分(写真のお弁当の蓋と入れ歯や矯正装置はほぼ同じ性質の材料)ですと説明しています

 

1日3回の歯ブラシ&歯間ブラシによる歯間清掃をしていれば 清潔が保たれ

 

口腔常在菌である虫歯&歯周病菌の数の増加は抑制され 活性化も阻害されていて低活性です

 

数が少なく低活性の虫歯菌と歯周病菌を唾液や食事と同時に飲み込んでも全身に悪影響はありません

 

良くなる人と悪くなる人の違いは、生活習慣です

 

1日2回の歯磨きと歯間ブラシなどの歯間清掃は、1日0回 気が向いた時だけ という習慣が

 

歯周病菌によって心筋梗塞・糖尿病・アルツハイマーなどが助長される可能性となります

 

菌が増殖し、高活性にしていると歯茎から出血するようになります

 

歯ブラシ&歯間ブラシに血の色が滲む方は菌が増殖し、高活性な状態です

 

 

歯磨き1日3回 歯間ブラシ1日3回 毎日続けるだけで、菌は増殖を抑制され低活性となり

 

 

歯ブラシ&歯間ブラシに血の色が滲まなくなります はい これだけで健康な状態となります

 

 

これはウィルスも同じで、宮沢先生はこれを 1/100作戦と2年前から提言していました

 

 

 

薬剤や消毒剤に頼るのではなく、まずは生活習慣の改善からがお勧めです

 

無菌にしたり 人との接触を8割減にする緊急事態宣言などは、やり過ぎで

 

体全体&社会全体で観るとマイナス面の方が多いと思います

 

 

逆に、殺菌剤や消毒剤の使用を最低限にして、1日3回の歯磨き&歯間清掃をすることで

 

体全体の健康面でも プラスの要素が大きく とても効率的に健康が維持されますよと説明しています

 

 

昨年 日本人の死亡原因でも上位は、 ストレスと生活習慣の不摂生かと思います

 

 

病気は正しく恐れることが大切です

 

 

コロナウィルスもオミクロン株に移行してからは、弱毒となり過度に恐れる必要はなくなりました

 

虫歯菌も歯周病菌も生活習慣を正しく(1日3回歯磨き&歯間清掃)導けば、99%除菌などは必要なく

 

口腔常在菌として仲良く共存していくことが、冷静な判断となります

 

佐々木が宮沢先生の書籍の内容に、共感する理由を 今回は記事にしてみました。

 

佐々木

 

 

 

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