GTロマン

1990年代 20歳の頃から読み続けている漫画で、クラッシックカー愛好家に人気の作品です
佐々木の好きな
ミニの話も沢山出てきます

当時お世話になっていた岐阜のショップは、まさにGTロマンに出てくるカフェロマンのような所で
世界の名車達と個性的なお客さんが集う魅力的な場所でした
クラブチームや走行会やレースなど楽しい思い出があります
ちょっと昔話です バブル時代でデートカー全盛の時期にミニを買った理由の一つが
大学受験が終わった高校3年の春、お世話になっていた散髪屋の先輩が乗っていた
トライアンフ・スピットファイヤーの影響があります
先輩からは、いろいろ教えてもらい 夜な夜なスピットファイヤーで遊びに連れて行ってもらいました
当時は単車乗りだったので、バイクに近い感覚のトライアンフのエンジン音が好きでした
20歳を過ぎ、車の経験もこなれた時に、自分が所有したいと思ったのが
子供の頃から好きな車で、トライアンフと同じ形式のエンジンのミニでした

FRでエンジンが縦置きのスピットファイヤーと横置きでFFのミニ
どちらも同じ直列4気筒のOHVエンジンで、運転で感じる原動機のフィーリングは同じです
10代の多感な時期に経験したことは、ちょっと厄介で経験による知識や論理などの理屈を超えてしまいます
最新の車が最良という当たり前のこと覆してしまいます
人によっては、これをノスタルジックと表現されますが、私は単純に好きという感覚です
そしてその好きはいつまでも、つきまとい年々熟成され、やがてロマンとなります
私にとって古臭くて少し煩いOHVエンジンの音が、鼓動感となり官能的な世界と感じるんです

佐々木のGTロマンでした。