今現在世界で最も有効なコロナワクチン = mRNAワクチン = ファイザー(ビオンテック)&モデルナの開発者カリコ博士が題材です
世界を変える“大発見”はこうして生まれた カリコ×山中伸弥
とても素晴らしい内容でした。山中教授の進行がとても解りやすく論理的でした
カリコ博士がいなければ、私佐々木を含め、多くの日本人も有効的なワクチン接種ができなかったと思います
カリコ博士の苦労した人生を知ることで、多くの研究者にとって勇気づけられたと思います
そしてカリコ博士の世紀の大発見研究結果が、埋もれていた時に救ったのが
山中教授の あのips細胞の研究論文だったとは、知りませんでした
山中教授も まとめとして触れていましたが
mRNAワクチンを開発した、ビオンテック(製造はファイザー)もモデルナ社もベンチャー企業です
モデルナなどは、今回が初めてのワクチン製造でした
その2社の株価は、今や天井知らずの高騰で、ベンチャーから一気にユニコーン企業へと発展しました
昨年の3月頃、とある知事が、地元の大学が合同で、国産ワクチンを開発中です
これは世界の開発ペースと比べてもトップレベル(ビオンテック&モデルナと同時期)です
来年には、皆様にお届けできることを目標としていますと お話していました
しかし佐々木は、年功序列の気質や是正されない男女間格差や、事なかれ主義 =
ダイバーシティー マネジメントができない社会構造の大学や役所体制では
日本人の大多数の治験(臨床試験)や、ワクチンの早期の申請&承認は、難しいだろうという印象でした。
そして今年になり、結果がどうなったかというと、
現在イギリスでは、テニスのメジャー大会 ウィンブルドンが開催中です
日本より人口の少ないイギリスで、日本より多くの感染者が、毎日出ていても
世界の中で、早い時期に、カリコ博士の mRNAワクチン接種が進んだことによって
死亡や重症化患者が激減しました
するとイギリス政府は、早期に、通常の社会生活&経済活動の再開を促しました
デルタ株などの変異型の出現で、毎日の感染者が、日本より大幅に増加している現在でも、
イギリス国内は、政府を批判するテレビ番組や司会者&コメンテーター&国民も多数派では、ないようです
なぜならイギリスはイスラエルと同様に、カリコ博士のmRNAワクチンを早期に承認し
国民の大多数が治験者になることにも、国民全体が理解し、承認することになったからと
日々の感染者数よりも、重症者数&死亡者数の増加の有無を重視する国民感情からです
話を戻します
番組の最後で、ワクチン開発の内容などではなく、
ジェンダーギャップなどの格差是正や社会の意識改革を訴えていた
山中教授とカリコ博士が、とても印象的な放送でした。
佐々木