年末に発売され、寝正月の時に一気読みした 只今ベストセラーのミステリー小説です
作家の百田さんといえば 「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」が有名です
佐々木は、氏の作品で 「風の中のマリア」「フォルトゥナの瞳」「影法師」がお気に入りの作品でした
しかし 氏には、偏った政治思想と過激な発言で、何かと問題も多々ある一面があります
今回の「野良犬の値段」は、私が好きだった3作品のように、とても好感の持てる作品内容でした
作品のテーマは、一言で言うと
「メディアの偽善の仮面を剝ぎ取りたい」といった内容です
医療従事者として、昨今のマスメディアに対して 佐々木も少し思うことがあり
作品を読んでいて、この作品を多くの方が読んでいただけたらなという思いがありました
もちろんミステリー小説としても、秀悦で一度読みだしたら止まらなくなる程のストーリーであると思っています
後は、作家さん自身が表に出ず、少し自嘲気味にしていただければ
食わず嫌いの方々にも読んでいただけるのではと思っています。
佐々木