CATEGORY : 院長 佐々木真啓のつぶやき

コブラ会

 

今回は、最近 佐々木がハマっているTVドラマ

 

コブラ会(ネットフリックス配信)です

 

80年代の映画「ベスト・キッド」で登場する

 

アメリカ・ハイスクール映画での代表的な、いじめっ子 悪党集団です

 

主役はもちろん

 

左側のお方=ジョニー・ローレンスです

 

このジョニーが

 

多々問題ある人生ですが健在です そしてあのコブラ会も復活するのです

 

ハマっている理由は、

 

私が子供の頃の80年代の映画やテレビは、善悪の価値観が勝者側に偏っていました

 

いわゆる歴史は、勝者側の観点から作られるという事柄です

 

しかし昨今の鬼滅の刃ブームのように、片方の見方の善悪では判断が難しいという事が増えてきました

 

鬼滅の刃で例えると、鬼側にも、歴史的背景からの言い分があって、感情もあるという事です

 

このドラマは、このあたりのバランスが、とても吟味された脚本となっています

 

ベストキッド当時のコブラ会の行いにも、それ相応の理由があったんです

 

 

そこでベスト・キッド(オリジナル版)を現代の価値観と正義感で見返してみました

 

すると驚く事が多かったんです

 

あれっ!ダニエル(主人公)、そのおこないは良くないぞと思う箇所が幾つかあります

 

私が昔観たベストキッドは、テレビ放送でしたので、テレビ局が編集したバージョンでした

 

アメリカオリジナル版では、ダニエルの良くない行為が散見されるんです

 

あと吹き替え版の日本語訳にも、少しダニエル寄りの偏向編集を感じています

 

そして冒頭に書きました悪党集団のコブラ会の生徒達も

 

仲間思いの良い人達という印象に変わります

 

何が言いたいかというと、ダニエルにもイジメられる原因があったということです

 

強い意志と独立心のある行動を重きにするアメリカと和の心を大切にする日本との価値観の差

 

この差から当時のテレビ局が、日本の価値観に合うダニエル像構築のため偏向編集したんだなと感じています

 

そして今回の物語=コブラ会です ネットフリックスは吹き替え無しの字幕放送で偏向は感じませんでした

 

ストーリーの概要は、

 

二人が中年オヤジになった頃に再び巡り合ってしまいます

 

敗者側の歴史から、悲しいまでの現実逃避を繰り返している黒道着=ジョニーと

 

勝者側として、人生の成功者となり博愛主義と理想主義を掲げる白道着=ダニエル

 

二人の人生観からの対立が周囲を巻き込んでいき、目が離せくなっていくというストーリー展開です

 

 

コブラ会は、現在シーズン2まで配信されていて、シーズン3が2021年1月配信開始、シーズン4の製作決定といった人気作品です

 

 

1話、30分という時間があっという間に過ぎてしまうほど面白く、つい2~3話連続で観てしまっています

 

今では、シーズン3の配信を待ちわびています

 

 

 

最後 当時のテレビ放送とオリジナルとの対比は、

 

吹替洋画劇場 オリジナル『ベスト・キッド』30周年記念 アニバーサリー コンプリートエディション

 

こちらで確認できます。

 

佐々木

 

 

 

 

 

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