CATEGORY : 院長 佐々木真啓のつぶやき

歯科医はなぜ 手袋や機器を使い回すのか

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今週 私達の業界における  非常にお恥ずかしい 記事が新聞 ニューズなどで報道されました

ご不安になる 患者様が とても多かったことと思います

そこで 佐々木歯科医院での 滅菌処理の 現状を 記事にしていきたいと思います

まず今回は 報道でも 多く取り上げられた 切削器具の 滅菌処理状況についてご報告いたします

佐々木歯科では 切削器具は 必ず各患者様ごとに  洗浄・滅菌処理を行っています

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写真のように 使用した 切削器具は 滅菌前(使用済み)のケースに 保管いたします

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そして まずは 切削器具内が唾液や血液で汚染されている恐れがあるため 機械洗浄機にて 充分に中を洗浄いたします

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機械洗浄後 高温の滅菌機械によって 本体を 滅菌処理いたします

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滅菌処理が終わると 冷却・乾燥のため しばらく 滅菌済ケースにて 保管いたします

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充分な 冷却乾燥処理が 終わると 一つずつ 滅菌パックにて 包装し 各患者様のご使用時まで このまま保管するという流れです

佐々木歯科医院の 各患者様への 滅菌・消毒処置につきましては 今後も継続して ご報告させていただきます

そして 報道等でもご指摘されております  安全な医院を選ぶ 一つの判断基準として

厚生省が定める施設基準で 「 歯科外来診療環境体制加算の施設基準 」 というのがあります

歯科外来診療環境体制加算の施設基準とは、厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方社会保険事務局長に届け出た保険医療機関において、歯科外来診療の総合的な歯科医療環境の体制整備に係る取組を行った場合という施設基準です。

これは歯科診療の特性を踏まえ、より安全で安心できる歯科外来診療の環境の整備を図る取り組みに対する評価です。

歯科外来診療環境体制加算に関する施設基準

(1) 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策等の医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。
(2) 歯科衛生士が1名以上配置されていること。
(3) 患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有していること。

ア 自動体外式除細動器(AED)
イ 経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
ウ 酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)
エ 血圧計
オ 救急蘇生セット(薬剤を含む)
カ 歯科用吸引装置

(4) 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。
(5) 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な感染症対策を講じていること。
(6) 感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保していること。
(7) 歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯牙の切削や義歯の調整、歯の被せ物の調整時等に飛散する細かな物質を吸収できる環境を確保していること。
(8) 当該保険医療機関の見やすい場所に、緊急時における連携保険医療機関との連携方法やその対応および当該医療機関で取り組んでいる院内感染防止対策等、歯科診療に係る医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。

もちろん 佐々木歯科医院は この施設基準の審査が始まった当初に合格しており 施設基準認定医院となっておりますので 通院される患者様は ご安心していただければと思います。

院長 佐々木 真啓

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